近江神宮
近江神宮は、滋賀県大津市にある、天智天皇を祀る神社です。昭和15年(1940年)に創建された比較的新しい神社ですが、天智天皇の御陵が近隣にあることから、古くから湖国では天智天皇に対する崇敬が厚く、1350年の歴史に立脚する神社といえます。
御祭神
天智天皇は、舒明天皇の第二皇子で、中大兄皇子の名で広く知られています。大化の改新を行ったことで有名であり、日本の憲法の源となる近江令の制定、学校制度の創始、戸籍制度の制定、土地制度の改革などを行いました。また、中大兄皇子の時代には漏刻を作り、時報を始めたとされています。これらの事績から、時の祖神、開運・導きの大神、文化・学業・産業の守護神として崇敬されています。
境内
近江神宮の境内は、広大な敷地に、朱塗りの楼門や本殿、神楽殿、御霊社、時計館宝物館などが建ち並んでいます。また、境内にはさまざまな種類の植物が植えられており、四季折々の景色を楽しむことができます。
主な見どころ
- 神楽殿:神楽の奉納が行われる神楽殿です。
- 御霊社:天智天皇の御霊を祀る御霊社です。
- 時計館宝物館:日本最古級の懐中時計や和時計など、古今東西の時計が展示されています。
アクセス
- 電車:JR琵琶湖線「大津駅」から徒歩約10分
- バス:京阪バス「近江神宮前」下車すぐ
周辺観光スポット
- 比叡山
- 琵琶湖
- 大津城跡
- 近江八幡八幡宮
まとめ
近江神宮は、歴史と文化を感じる、滋賀を代表する神社です。朱塗りの楼門や近江造りの本殿など、見どころ満載の神社ですので、ぜひ一度訪れてみてください。
このブログ記事が、近江神宮について知るきっかけになれば幸いです。
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