2019年3月1日金曜日

越前大野城

金森長近が建てた越前大野城は、織田信長のエリート家臣団「赤母衣衆(あかほろしゅう)」の一員であり、天正4年から4年の歳月をかけて完成しました。当時は、2層3階建ての大天守、2層2階の小天守、二の丸、三の丸があり、外堀・内堀をめぐらしていました。石垣は野面積みという工法で積み上げられ、県指定文化財に指定されています。現在の城は昭和43年に再建され、歴代城主の遺品などが展示されています。

越前大野城は、晩秋から春にかけて、気象条件が良ければ大野盆地全体が雲海に覆われ、幻想的な景色が見られます。その中で越前大野城だけが浮かび上がる光景は、「天空の城越前大野城」として注目されており、また、続日本100名城に選定されたことから多くの人が訪れています。







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