2019年2月27日水曜日

三方石観音 

弘法大師が千二百年前に霊験あらたかな三方の地に入山し、一夜のうちに大花崗岩に観音像を彫りました。しかし、夜明けの鶏の鳴き声を聞き、右手首より先を残して下山したとされています。この不動岩に刻まれた観世音菩薩が三方石観世音であり、「片手観音」とも呼ばれています。このご本尊は秘仏であり、手足の不自由な人や病気を抱えた人にご利益があると伝えられ、遠方からも多くの人々が参拝に訪れます。三十三年に一度ご開帳が行われ、北陸観音霊場七番札所および若狭観音特別霊場札所として知られています。











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